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明治時代の傘

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POSTED | 2020年2月14日
明治時代の傘

10年程前でしょうか、私の大先輩のおばあ様がお持ちだったというこの日傘を拝見する機会に恵まれました。

内装の素晴らしさたるや、麻素材の織りのすばらしさ、ブロンズカラーの骨や色の厚みといい
なんともいえない仕上がりにうっとり。

そして現在の今にいたる保存状態をどうしているのかと、その方にお伺いしましたところ
たとう紙に包んでおられるのだそうです。

たとう紙とは、和紙でできている着物を包んだりするときに用いられるものです。
通気性がとても高く、除湿効果も高いく、私もシーズンオフになって使用しない傘などは
たとう紙に包んで、湿気が少なく暗い場所に保管しています。
そうすることでカビや褪色を防ぐことができるからです。

いまや骨は中国製をオーダーすることが多いボンボンストアですが、この記憶を
呼び覚まし今シーズン2020年の日傘に少しだけ日本製の骨を使った日傘を作りました。
もちろん、この時代の良さには程遠いものですが、でも一歩ちかずいたかもかも?!

もうすぐ春です。

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